
こんにちは!旅とガジェットを愛する「ある」です。
これまで僕のブログでは、旅を快適にするための持ち物やアプリ、計画術について語ってきました。しかし今日お話しするのは、それらすべてを過去のものにしてしまうかもしれない、まさに「旅の革命」についてです。
その主役は、「AI(人工知能)」。
ガジェット好きの僕にとって、AIは今、最もエキサイティングな旅の”相棒”です。かつて私たちがガイドブックを何冊も読み比べ、無数の予約サイトを一つ一つチェックしていた時代は、終わりを告げようとしています。
今回は、AIが私たちの旅をどう変えるのか、そして今すぐ使える具体的な活用術を、主要なAIツールの比較も交えながら、前回よりさらに詳しく徹底的に解説します!
なぜ今、旅行にAIなのか?
「AIに旅の計画を任せるなんて、味気ないのでは?」と思うかもしれません。しかし、AIの真価は、旅の楽しみを奪うことではなく、面倒な作業を肩代わりし、私たち人間が「体験」そのものに集中できるようにしてくれる点にあります。
AIは、インターネット上に散らばる膨大な情報(フライト、ホテル、無数の口コミ、交通機関、現地のイベント、店舗の営業時間など)を瞬時に分析し、あなたの好みや予算、時間といった複雑な条件を考慮して、最適なプランを提案してくれます。これは、もはや人間が手作業で行うには限界のある領域であり、この恩恵を活用しない手はありません。
【実践編】旅のフェーズ別・AI活用術と比較
では、具体的に旅のどの段階で、どのようにAIを活用できるのでしょうか。ここでは、代表的な3つの生成AI、「ChatGPT」「Gemini」「Copilot」の個性にも触れながら、僕の実践方法をご紹介します。
1. 旅の「計画」フェーズ:AIは最強のブレスト相手
旅の計画で最も時間のかかる「情報収集」と「プランニング」。こここそ、生成AIが最も得意とするところです。
■ あなたの旅の専属プランナーは誰?AIの特徴を知ろう
まず、3つのAIにはそれぞれ個性があり、得意なことが違います。
- ChatGPT (OpenAI): 発想の天才
- 特徴: 非常に自然でクリエイティブな文章を作るのが得意で、旅のテーマや物語を考えるような、創造的な壁打ちに最適です。「こんな旅がしたい」というフワッとしたイメージを、魅力的なコンセプトに昇華させてくれます。
- おすすめの使い方: 「次の旅で、映画の主人公のような体験がしたいんだけど、どんなテーマがある?」といった、漠然としたアイデア出し。
- Gemini (Google): 情報のスペシャリスト
- 特徴: Google検索と直結しており、最新の情報やリアルタイムのデータに基づいた回答が得意。Googleマップやフライトとの連携も強力で、具体的な計画を立てる上で非常に頼りになります。
- おすすめの使い方: 「福岡発で3連休に行ける、航空券が安いアジアの都市は?」といった、最新のデータが必要なリサーチ。
- Copilot (Microsoft): 誠実なアシスタント
- 特徴: 回答の根拠となるWebサイトの参照元を明記してくれるため、情報の信頼性を確認しやすいのが特徴です。複数の情報源を比較検討したい場合に便利です。
- おすすめの使い方: 「〇〇という観光地の歴史について、参考サイトも一緒に教えて」といった、情報源の確認もしたい調べ物。
■ AIへの「質問の仕方」で旅の質は変わる
AIを使いこなすコツは、できるだけ具体的に、そして対話しながら条件を伝えていくことです。良い質問が良い答えを引き出します。
【ある流・プロンプト例(Geminiを使用)】
「あなたはプロのトラベルプランナーです。以下の条件で、私に最高の旅行プランを3つ提案してください。
- 出発地: 福岡
- 旅行時期: 9月の3連休(2泊3日)
- 旅行者: 30代男性、一人旅
- 予算: 8万円以内(航空券・宿泊費込み)
- 興味・関心:
- 美しい自然の写真を撮ること(特に風景)
- 現地の美味しいお酒や郷土料理が楽しめること
- 観光客でごった返す場所より、少し落ち着いた場所を好む
- 出力形式:
- 各プランに魅力的なタイトルをつける
- 1日ごとの具体的な旅程(移動手段、時間配分、おすすめの食事場所)を記述
- なぜそのプランが私におすすめなのか、理由も添える」
このように、役割(プロのトラベルプランナー)を与え、条件を箇条書きで明確にすることで、AIはあなたの意図をより深く理解し、精度の高い回答を返してくれます。
さらに、「1日目の夕食は、地元の人が行くような居酒屋がいいな」「2日目はもう少し写真撮影に時間をかけたい」といった追加の要望を伝えることで、プランはどんどん自分好みに磨かれていきます。
2. 旅の「予約」フェーズ:AIが最適価格を見つけ出す
AIは、膨大な予約データから価格の変動を予測し、最適な予約タイミングを教えてくれます。
- Googleフライト: 「価格グラフ」機能を使えば、AIが過去の価格データを分析し、「今予約するのが安い」「もう少し待つと値下がりする可能性が高い」といった具体的なアドバイスまでしてくれます。
- Expediaなどの予約サイト: 近年、多くの予約サイトがAIチャット機能を導入しています。「〇〇ホテルはキャンセル可能?」「近くにもっと安いホテルはある?」といった質問に、サイト内を探し回ることなく、人間と会話するように答えてくれます。
3. 旅の「最中」フェーズ:AIは優秀な現地ガイド
旅の最中も、AIはあなたのすぐそばにいます。
- リアルタイム翻訳: Google翻訳アプリの「カメラ翻訳」機能は、もはや魔法です。海外のレストランのメニューや街中の看板にスマホをかざすだけで、瞬時に日本語に翻訳してくれます。これで注文の失敗もありません。
- ARナビゲーション: GoogleマップのAR機能「ライブビュー」を使えば、実際の風景に矢印や案内が表示され、地下鉄の出口や複雑な交差点でも、直感的に進むべき方向が分かります。
- リアルタイム提案: AIは、あなたの現在地、時間、そして天気まで考慮して、「雨が降ってきたので、近くで評価の高い美術館はいかがですか?現在の待ち時間は約15分です」といった、パーソナルな提案をしてくれるようになります。
4. 旅の「後」フェーズ:AIが膨大な思い出を整理してくれる
旅が終わった後、大量の写真や動画の整理にうんざりした経験はありませんか?ここでもAIが活躍します。
- Googleフォト: AIが写真に写っている人物や場所、モノ(例:「犬」「夕日」)を自動で認識し、タグ付けしてくれます。「沖縄で撮った海の写真」と検索するだけで、該当する写真が瞬時に表示されます。また、ベストショットを自動で選んで、BGM付きの素敵なムービーやアルバムを勝手に作成してくれる機能も秀逸です。
【ある流・結論】結局どのAI、どのプランを選ぶべき?
ここまで様々な活用法を紹介してきましたが、「で、結局どれがいいの?」という声が聞こえてきそうです。
まず大前提として、今回紹介した3つのAIは、すべて無料で使い始めることができます。 日常的な調べ物や簡単なプランニングであれば、無料プランで十分すぎるほど高性能です。まずは全部試してみて、回答のスタイルや使い勝手など、自分と相性の良いAIを見つけるのが一番です。
その上で、もし有料プランを検討するなら、僕のおすすめはこうです。
「旅好き・クリエイターなら、Gemini Advancedを検討する価値アリ」
月額料金はかかりますが、Gemini Advancedには最上位のAIモデルが使えるだけでなく、「Google One プレミアムプラン(2TBのクラウドストレージ)」が特典として付いてきます。
映像の仕事をする僕にとって、これは単なるおまけではありません。旅行で撮りためた高画質の写真(RAWデータ)や4K動画は、あっという間にPCの容量を圧迫します。この2TBという大容量クラウドストレージがあれば、旅のデータをすべてオリジナル品質のまま、安全にバックアップできるのです。
さらに、Googleフォトと連携させることで、その膨大なデータの中から「オーストラリアで撮ったカンガルーの写真」といった曖昧な言葉で、目的の思い出を瞬時に探し出すことができます。
AIの性能だけでなく、この「思い出のデータ管理」という視点でAIを選ぶ。これぞ、ガジェット好きの僕きがたどり着いた、非常に合理的で賢い選択です。
まとめ:AIは、旅の楽しみを奪うのではなく、”余白”を生み出すツール
AIの進化は、私たちの旅を根本から変えようとしています。
しかし、それは旅の計画の楽しみを奪うものではありません。むしろ、AIに面倒な情報収集や比較検討を任せることで、私たちは「この景色をどう味わおうか」「現地でどんな体験をしようか」といった、旅の本質的な部分に、より多くの時間とエネルギーを注げるようになります。
AIは、あなたの旅の「超優秀なアシスタント」であり、「知識豊富なコンシェルジュ」です。この新しい相棒を使いこなし、これまで以上にスマートで、深く、そして自由な旅に出かけてみませんか?